日本の電化製品をカナダで使うには変圧器は必要なのかな?
カナダに旅行や留学、ワーホリに来る際に気になりますよね。
結果から言ってしまうと…
カナダの電圧
110〜120V(日本と異なる)
カナダのプラグ形状
タイプA&B(日本と同じ)
カナダの周波数
60Hz(日本と同じ)
気になる変圧器の必要性ですが…
カナダで変圧器が必要となる機会は
ほとんどありません。
ただ、日本製のドライヤーやヘアアイロンを使いたい場合は、少し事情が異なり、注意しなければいけないことがあります。
今回は、カナダのコンセント周り事情(電圧やプラグ形状など)、カナダで変圧器が必要な場合とその選び方、さらに変圧器を使わない方法をご紹介します。
この記事で分かること
- カナダの電圧・プラグ形状・周波数
- 各製品の電圧の確認の仕方
- カナダで変圧器なしでヘアドライヤーを使う方法
- カナダで使うおすすめ変圧器
- カナダの電化製品を日本で使うことができるか
カナダに来るなら…
\日本語対応で安心!/
カナダの電圧・プラグ事情!カナダで変圧器は必要ない!
カナダで日本の電化製品を使うのに、基本的に変圧器は必要ありません。また、変換プラグも不要です。
ただし!全てそのまま使えるというわけではないので、最後まで読んでくださいね!
まず、海外で日本の電化製品を使うには、下記の3つをチェックしなければいけません。
- 電圧が対応しているのか
- プラグ(コンセント)の形状が合っているのか
- 周波数があっているか
カナダの電圧やプラグ形状、周波数を日本のと1つずつ比べてみましょう。
カナダの電圧やプラグ形状、周波数は?
カナダの電圧やプラグ形状、周波数を詳しく解説していきますね!
- カナダのプラグ形状
- カナダの周波数
- カナダの電圧
カナダのプラグ形状は?
カナダのプラグ形状(電源の差し込み口)は、タイプAとタイプB。一方、日本はタイプAです。
日本のプラグ形状はカナダのプラグに対応しているので、変換プラグ(アダプター)は必要なく、そのまま使えます。
カナダのタイプBの差し込み口でも、例えば、日本で買ったパソコンを差し込んで使うことができます。
ということで、プラグ形状に関しては気にしなくてOK!
変圧器
変圧器とは、電圧を変える機器のこと。海外の電圧と使う製品の対応電圧が異なる場合に使用されます。
変換プラグ
変換プラグとは、製品のプラグの形状が海外のコンセントと異なる場合に使用されるもの。電圧を変える機能はついてなく、形を合わせるために使われます。
カナダの周波数は?
カナダの周波数は60Hz。
周波数 | |
---|---|
日本 | 50/60Hz |
カナダ | 60Hz |
一方、日本の周波数は西東で分かれていて、東日本は50Hz、西日本は60Hzです。
日本の製品は50/60Hz両方で使えるので、周波数だけ見ればカナダでも使えることになります。
なので周波数も気にしなくて大丈夫です
カナダの電圧は?
カナダの電圧は110〜120Vです。日本の電圧は100Vなので、カナダの方が若干高めですね。
電圧 | |
---|---|
日本 | 100V |
カナダ | 110〜120V |
違いは10〜20Vですが、100V対応の日本の電化製品をカナダでそのまま使うと壊れてしまいます。
そもそも電圧とは、電気を流す力のこと。カナダでは110〜120Vの力で電気を流しています。つまり日本の電気を流す力(100V)より10〜20V分強いことになります。
そのカナダのコンセントに、電気を流す力が100Vしかない日本の電化製品を差し込んでしまうと、10〜20V分耐えられなくなり、結果故障につながるんですね。
10〜20Vだけだから大丈夫!って思って使うと「バチン!」といってその電化製品は壊れて使えなくなっちゃうから注意!
壊れるだけならまだしも、発火する恐れもあるから気をつけましょう。
電圧違うならやっぱり変圧器必要じゃん…
と思うかもしれませんが、カナダで変圧器が必要ない理由は、次でご紹介します。
電圧の確認方法!カナダで変圧器が必要ない理由【ヘアドライヤーやスマホ(iPhone)など】
さてさて、プラグ形状と周波数はカナダと日本で同じなので、問題になるのは電圧であることが分かりました。
ここでは電化製品の電圧を調べる方法をご紹介します。
電化製品の充電器または製品自体に必ず対応電圧が記載されています。
例えば、日本で買ったレノボPCの充電器。
ACアダプタのところに小さい字で「INPUT:100〜240V〜1.8A 50-60Hz」と書いてあります。
これが意味するのは、「100〜240Vの電圧で使えるよ!」ということ。
つまりカナダの110〜120Vでも使えます^^
海外仕様の製品(スマホやパソコン)
上記のように「100〜240V」と書いてある製品は、海外仕様になっている製品です。したがって、変圧器なしで世界各国でそのまま使えるんですね。
主な海外仕様の製品
- スマホ(iPhone/Android)
- パソコン(MACを含む)
- デジカメ
- ゲーム機 など
Apple製品
「カナダで変圧器が必要になることはほとんどない」と言ったのは、ほとんどの製品がこの海外仕様になっているから!
私はカナダへワーホリできた時や移住してきた時、変圧器は持って来なかったけど、不便はなかったよ
海外仕様ではない製品(ヘアドライヤーやヘアアイロン)
一方で、海外仕様になっていない製品もあります。
留学やワーホリでは持っていきたい方も多いヘアドライヤーやヘアアイロン。これらは「INPUT:100V」と記載があり、基本的に海外仕様になっていません。
基本的に海外対応でない製品…
- ヘアドライヤー
- ヘアアイロン
- 炊飯器
- 加湿器
- 電気ケトル など
上記のものを日本から持っていきたい場合は、
- 海外対応の製品を買う★おすすめ★
- 変圧器を買う
で対応する必要があります。
個人的には「海外対応の製品を買う」のが荷物を減らすという面でおすすめ!
海外対応の製品の探し方はカンタンです。
海外でも使えるドライヤーを探したい場合は、楽天やAmazonで「ドライヤー 海外対応」などと検索すればOK!
海外対応のドライヤー一覧が出てきて、値段もそこまで高くありません。
日本でももちろん使えるし、海外旅行や出張が多い方は海外対応のを買っておくといいかも!
ドライヤーだけでなく、ヘアアイロンや炊飯器、ケトルなど海外対応している商品は探すと結構あります。
私は癖毛がすごく、ヘアアイロンが必須なので海外仕様のヘアアイロンを日本で買ってきました↓
ヘアアイロン
炊飯器もカナダで日本製のを使いたかったから海外仕様のものを買って持ってきたよ〜
おすすめの海外対応ドライヤー・ヘアアイロン
プラグ形状と対応電圧がカナダに合っているおすすめのドライヤーとヘアアイロンはこちら。
ナノケアドライヤー
ストレート&カールの2WAYアイロン
ヴィダルサスーンのアイロン
カナダで使う変圧器の選び方とおすすめ変圧器
今持ってる日本の電化製品(海外非対応)を持っていきたいな〜
とその製品にこだわりがある方は、変圧器を持っていきましょう。ここでは変圧器の選び方とカナダでのおすすめ変圧器をご紹介します。
変圧器の選び方
変圧器には、大まかに分けてトランス式と電子式の二つがあります。
トランス式
スマホ、デジカメ、シェーバー、パソコンなどに使用できる
電子式
ドライヤー、電気ケトル、トースターなどに使用できる
使いたい製品によって選ばなければいけません。他にも変圧器を選ぶ際は、下記のことをチェックしましょう。
- どんな電化製品を使いたいのか
- 対応電圧(入力電圧)を確認する
- 対応ワット数(W)を確認する
- 対応のプラグ形状
例えば下の変圧器。これはカナダで日本製のドライヤーを使いたい場合に向いている変圧器です。
確認の仕方
温度調節があるヘアアイロンやナノケア対応のドライヤーは変圧器があっても使えないから、海外対応の製品を買うか現地で買うかをおすすめします
カナダで使える!おすすめの変圧器
電圧・周波数・プラグ形状から、カナダで使えるおすすめの変圧器をご紹介します。
ヘアアイロン・電動歯ブラシOKの変圧器
特徴
- スマホ・デジカメ・ヘアアイロン(温度調節なし)・電動歯ブラシなど対応
- 世界各国の電圧/プラグ形状対応(カナダ対応)
- コンパクトで持ち運び便利
- USBポート付き
- ヘアドライヤーなど使用不可
ドライヤー対応
特徴
- ヘアドライヤー・携帯ヘアアイロン・電気ポットなど対応
- カナダの電圧/プラグ形状対応
- コンパクトで持ち運び便利
- テレビ・パソコン・炊飯器など使用不可
ヨーロッパ対応の変圧器は多いんですが、カナダに対応してる変圧器を楽天やAmazonで探すのに結構苦労しました(*_*)
先ほども言いましたが、海外対応の製品を買うのが一番楽かなと思います。
カナダの電化製品を日本で使うことはできる?
逆に、カナダで買った電化製品を日本で使うことはできるの…?
留学や海外赴任で日本に帰ってきた時に気になるところですよね。
これも同じで、プラグ形状、周波数、電圧を確認してみましょう。
カナダの電化製品を確認して…
- プラグの形状
→プラグが2つの場合はOK - 周波数
→50/60Hzに対応してればOK - 電圧
→110〜120Vを100Vで使うので、使えることは使える。ただし、電力は弱くなる。
例:カナダのドライヤーを日本で使うと、風力が弱くなる
カナダの電気ケトルを日本で使うと、沸騰しない など
以前、実際にカナダから持ってきたドライヤーを日本で使ったことがあるんですが、風力は少し弱まっていました。
ただ、カナダのドライヤーってもともと日本と比べて風力がとても強いので、日本の製品と比べると同じくらいかなという感じもします。
ドライヤーに関してはそんなに気にならないですが、炊飯器やケトル、ヘアアイロンなどは温度が関係してくるので使い物にならないかもしれません。
カナダの電圧・プラグ事情まとめ:変圧器不要+ドライヤーは海外対応のがおすすめ!
今回は、カナダの電圧、プラグ形状、周波数と変圧器の必要性についてご紹介しました。
- カナダの電圧は110〜120V(日本は100V)
- カナダのプラグ形状はタイプA又はB(日本はタイプA)
- カナダの周波数は60Hz(日本は50/60Hz)
- カナダで変圧器はほぼ必要ない
- ドライヤーやヘアアイロンを持っていくなら海外対応の製品を買うのがおすすめ!
- 日本でカナダの電化製品は使える、けど物によっては使い物にならない
スマホやパソコンは基本的に変圧器は必要ありませんが、昔のスマホや古いデジカメなどは海外対応になっていないこともあります。
なので、カナダに来る前に一通り持っていく製品の電圧はチェックしてくださいね!
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