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【体験談】カナダで家を買う!購入プロセスや失敗しない2つのポイント

公開日:2020年10月28日

にゃんこのアイコン画像にゃんこ

・カナダで家を購入するには何から始めたらいいのかな…?
・家を購入する時に使う用語(英語)を知りたい

今回はこんな疑問を持っている方向けの記事です。


2020年にカナダでついに家を購入!

ただ購入に至るまでに、変なRealtorに当たったり、モーゲージ詐欺に遭いそうになったりと、家探しをしていた4ヵ月間色々ありました。

鮮明にこの出来事を覚えている今、今回はカナダで家を買う際に踏んだ手順を体験談とともにご紹介していきます

人生で一番高い買い物なので「失敗したくない!!」という方へ失敗しないための2つのポイントもまとめてみました。

この記事で分かること

  • カナダで家を買う手順
  • カナダで家を購入する時に出てくる用語(英語)
  • 家購入で失敗しないためのポイント

カナダで家を買う時に出てくる用語(英語)も交えて解説していくので、これからカナダで家を買いたいと思っている方は参考にしてみてくださいね!

目次

【カナダ】家を買いたいと思ったきっかけ

  • 家賃がもったいない
  • 年齢
  • モーゲージレートが下がっていた

わたしが住んでるトロントでは年々家賃が高騰。Rentals.caによると2020年10月現在の家賃平均は、

  • 1BedRoom:$1,967
  • 2BedRoom:$2,569

とあり得ないほど高くなっています。

わたし達が住んでるボロアパートは3年前に契約したので2BedRoomで約$1600と今の平均よりはずいぶん安いですが、それでも賃貸で$1600は高い!!

高い家賃を払い続けても結局資産にはならないし…と持ち家vs賃貸議論はよくありますが、日本と違ってカナダでは住宅+土地価格があまり下がらないことも考慮して購入を決断。

また、年齢も一つの要因に。
わたし達は今年で32歳。30年のローン返済*を考えていたので無理なく返せる年齢として65歳までに終わらせたい…と決めていました。
*カナダでは通常25年ローンですが、頭金20%以上にすると30年も可能。

そんな矢先、コロナ騒動。コロナの影響で住宅金利が日に日に下がり、コロナ前と比べると半分以下に…!

これは買い時!!と思って今回家購入に至りました。

カナダで家を買うプロセス

カナダで家を買うプロセス

今回実際にカナダで家購入に至るまでの流れを体験談を交えてご紹介していきます。

カナダで家を購入する流れとしては大まかに分けて9ステップあります。

カナダで家購入の9ステップ

  1. 予算&市場調査をする
  2. 住宅ローンの事前審査
  3. Realtorを探す
  4. 家探し&内見へ
  5. 入札(オファー)をする
  6. 正式に契約+デポジット支払い
  7. 弁護士を探す
  8. 住宅保険の契約
  9. クロージング(引き渡し)

ステップ1:予算&市場調査をする

カナダの家購入予算&市場調査をする

まず、自分の予算を決め、ハウジング市場の調査をします。

この段階で決めておきたいのが、頭金(ダウンペイメント)の額。

カナダでは、家の購入金額にもよりますが、最低5%の頭金で物件購入が可能です。

家の価格最低頭金額
$500,000未満家の価格の5%
$500,000~$999,999家の価格の$500,000までは5%+$500,000を超えた分は10%
$1,000,000以上家の価格の20%

ただし、頭金20%未満の場合はモーゲージローン保険の支払いが必要です。月々のローンに加算されるので忘れずに。
詳しくは>>https://www.canada.ca

頭金に加えて、家購入時(クロージング時)に必要な費用も頭に入れておく必要があります。

実際にクロージング時に掛かった費用

  • 頭金
  • 弁護士費用(諸経費含む):約$1,800
  • Title Insurance:約$500
  • Home Inspection:約$500(必要な方のみ)
  • Appraisal Fee:約$300
  • Land Transfer Tax*(中古物件のみ)
  • 税金(GST/HST)*:BCは家の価格の5%、ONは13%(新築物件のみ)

*初回住宅購入者は政府からの控除が受けられます

komachiのアイコン画像komachi

頭金、Land Transfer Tax、税金は物件の価格によります

この段階でわたし達がよく使ったサイトはこちら。

  • Realtor.ca
    カナダの家探しで一般的に使われるサイト。地域と予算範囲を入れると、大体どんな家が買えるのか調べることができます。
  • Mortgage Affordability Calculator
    地域、頭金、収入などを入力し、いくらの家が買えるかざっくり計算してくれるサイト。上記のリンクはTD Bankのサイトですが、他の銀行のサイトでも同じようなページがあります。

ここで出てくる用語

  • Mortgage(モーゲージ):住宅ローン
  • Down Payment(ダウンペイメント):頭金
  • Land Transfer Tax(ランド・トランスファータックス):不動産譲渡税
  • Title Insurance(タイトル・インシュランス):物件の所有権に対する保険
  • Home Inspection(ホームインスペクション):住宅診断
  • Appraisal(アプレイザル):物件の鑑定評価

ステップ2:住宅ローンの事前審査

カナダの住宅ローンの事前審査

金融機関で住宅ローン(モーゲージ)の事前審査を行います

下記の資料を基に、どれくらいのモーゲージが借りれるのか審査してくれます。
実際に金融機関に提出した資料はこちら↓

  • クレジットレポート(Equifaxなど)
  • 身分証明書(運転免許証やPRカード)
  • SINカード
  • Employment Letter
  • 直近の給料明細書
  • 過去2年分のT1 General
  • 過去2年分のNotice of Assessment(NOA)
  • 過去2年分のT4 Slips
  • ダウンペイメントの証明+90日間のbank statement
  • 過去12ヵ月のBusiness Bank Statement(自営業orフリーランス)

※提出資料は人によって異なりますので、参考までに。

収入の審査にはTax Return歴が2年以上が必要とのこと
わたしは2019年に永住権を取得したので、申請時、カナダでのTax Return歴が1年だけ。世帯年収に私の収入を含めてもらえず旦那の年収だけで計算されました。

komachiのアイコン画像komachi

カナダに移民してきたばかりの方は注意

Pre-Approvalを取得すると、最高借入額が分かることに加えて、住宅ローン金利(モーゲージレート)が60~120日間(金融機関による)固定になります。

期間内に金利が変動し、上がってしまった場合でもPre-Approvalをもらった時点での金利で借り入れることが可能。一方、Pre-Approval時点より下がった場合は、低い方の金利にしてくれます。

また、事前審査は複数の金融機関で済ませておいた方が安心です

事前審査は仮承認なので、実際に家購入段階で断られたり、Pre-Approval額より低い借入額になる場合も…他にもオプションがあると断られた時にパニックにならずに済みます。

ローンの借入額が金融機関によってかなり異なることもあります。わたし達は3つの銀行で事前審査を行ったのですが、TD Bankはなぜかとても少ない提示額でした。

  • TD Bank ⇒ 希望よりかなり低め
  • Scotiabank ⇒ 希望より高め
  • RBC ⇒ 希望額きっちり
komachiのアイコン画像komachi

事前審査はモーゲージブローカーを使うとスムーズに進むかも!

ここで出てくる用語

  • Mortgage rate(モーゲージレート):住宅ローン金利
  • Mortgage Broker(モーゲージブローカー):住宅ローンの貸し手と借り手を結ぶ仲介業者

ステップ3:Realtorを探す

カナダのRealtor
出典:https://www.realtor.com

モーゲージPre-Approvalを取得したら、次はRealtor探し。
家族や友人からの紹介、Realtor.caなどでレビューを見て決めるのが一般的です。

いい家を購入するにはRealtorで決まる!といっていいほどRealtor選びは超重要!!!

  • 正しい情報を丁寧に教えてくれるか
  • コミュニケーションのスムーズさ
  • 相性の良さ
  • サービスの良さ

など実際に話してみて見極める必要があります。
少しでも気になるところがあったら早い段階でRealtorをスパっと変えてしまうのが吉!

というのも、希望するRealtorに連絡を取るとBuyer Representation Agreement(BRA)という契約を交わすことになります。一度この契約にサインをしてしまうと、5~6ヵ月間は上の画像のようにそのRealtorから逃れられない状態になります…

わたし達の最初のRealtorは、お金しか見ていないようなエージェントで詐欺まがいなことを勧めてきたので、離れることに。BRAを交わしてしまったので、詐欺推奨を理由に(丁寧に)解除をお願いしたところ、

  • YOU ARE LYING! YOUR BUYER REP WILL NEVER BE CANCELED!
    ((詐欺なんて勧めてない)あんたは嘘ついてる!BRAは絶対にキャンセルしない!)
  • YOU CAN GO ANY PLACE I AM NOT GOING TO RELEASE YOU NO MATTER WHAT!
    他のエージェントに行ってもいいが、どんなことがあっても契約解除はしない!
  • IF YOU BOUGHT HOUSE WITH ANOTHER AGENT DURING CONTRACT TIME I WILL TAKE YOU TO COURT!
    契約期間中に他のエージェントから家を買ったら、訴えるからな!

などなどお怒りのメール(↑上の文そのまま)が届き、電話では30分くらい終始罵倒…いや本当、ここまで人って罵れるのかって程ビックリでした(笑)

その後も不動産屋のマネージャーに経緯を説明して解除のお願いしても「(そのRealtorと)個人間の契約だから…」と相手にしてもらえず…

旦那の友人がRealtorだったので、助けを求めて無事解除されましたが、本当にストレスでしたね。

komachiのアイコン画像komachi

詐欺まがいのことを勧められるのはよくあるみたい。わたし達が知ってるだけでも2人が被害に遭いかけてます。なのでRealtor選び+契約へのサインは慎重に!!!

ここで出てくる用語

  • Realtor(リアルター):不動産エージェント
  • Buyer Representation Agreement(BRA):報酬(コミッション)に関連した買い手とエージェントとの契約

ステップ4:家探し&内見へ

カナダで家探し&内見へ

希望の家のタイプや間取り、エリア、部屋数などをRealtorと相談しながら、気に入った物件を見学しに行きます。

関連記事 カナダの家のタイプと特徴

1日5~6件ほど見てまわり、最終的に全部で17件ほど見学しました。

物件探しでよく使ったサイトはこちら。

  • Realtor.ca
    カナダの家探しで一般的に使われるサイト。リスティングされた物件一覧が見れます(平日毎日更新)。
  • Zolo.ca
    Realtor.caより個々の物件の情報が豊富。また、家の参考価格も掲載(同じエリアで似たような物件の売値から計算)。
  • buzzbuzzhome.com
    新築物件を購入したい方向け。新築エリアのプロジェクト情報が掲載。

ステップ5:入札(オファー)をする

入札(オファー)をする

内見をしてお気に入りの物件が見つかったら、金額を決めて入札(オファー)をします。

オファーの種類は主に2つ。

  • Conditional Offer(条件付き入札)
  • Firm Offer(確定入札)

※Pre-emptive Offer(先制入札)もあります

通常はHome Inspectionやファイナンシャルの条件付き入札(Conditional Offer)を行います。
オファーしてから5営業日以内にHome Inspectionやモーゲージの本審査を行い、家を買うかどうかを決めます。5営業日以内ならばデポジットを払うことなくキャンセルが可能。

一方で、売買が盛んな時期や地域、価格帯の場合は、売り手がオファー締切日を設け、複数のオファー(multiple offer)を期待=入札合戦(Bidding War)を起こし、リスティング価格より高い売値を期待しています。そうなると必然的に確定入札(Firm Offer)で出さざるを得なくなります。

komachiのアイコン画像komachi

売り手はわざわざ複数のオファーから条件が付いてるConditional Offerを選ばないからね..

売り手がオファー締切日を設けている物件では、締切日前に入札できるPre-emptive Offerという方法もあります。

komachiのアイコン画像komachi

わたし達はPre-emptive Firm Offerで家をGET。Bidding Warに敗れ続けていて、家購入を諦めてた時に理想の家がリストに…!これは絶対逃したくない!!!と思い、手紙を添えて入札しました

ただし、自分たちがやっておいて言うのもなんですが、大きな買い物なのでHome Inspectionなし住宅ローンが希望借入額で通るか分からない状態で出すFirm Offerはおすすめしません

わたし達の場合、旦那の友人(Realtor)が建設関連の資格を持っていたため、内見の時に彼がInspectionをして問題ないことは確認。ただ、モーゲージに関しては確定するまでヒヤヒヤでした(;^ω^)

ここで出てくる用語

  • Conditional Offer(コンディショナル・オファー):Home Inspection又は/及びファイナンシャル条件付きの入札(5営業日以内なら無料でキャンセル可能)
  • Firm Offer(ファーム・オファー):条件なしの入札(入札後にキャンセルする場合はデポジットを取られる)
  • Pre-emptive Offer(プリエンプティブ・オファー):オファー締切前に良い条件(クロージング日が早い、入札価格が高い、デポジット額が高いなど)で入札。売り手に受け入れるかどうか即決してもらう
  • Bidding War:入札合戦。Bidding Warが起こったら、リスティング価格+20K以上は覚悟が必要かも…?(経験上)

ステップ6:正式に契約+デポジット支払い

正式に契約+デポジット支払い

家が決まったら正式に契約。

モーゲージの同意書にサインをし、入札時に記載したデポジット額(通常家の価格の5%~10%)を売り手の弁護士に支払います。(このデポジットは頭金の一部に充てられます)

ステップ7:弁護士を探す

カナダで弁護士を探す

契約をしたら、弁護士を探します。

Realtorからの紹介や、友人や家族に良い弁護士がいる場合は自分で連絡を取ってもOK。

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わたし達は、Realtorからの紹介の弁護士で手続きを進めてもらいました

ステップ8:住宅保険の契約

住宅保険の契約

次に、住宅保険の契約をし、その情報を弁護士へ送付。

ここで、わたし達が行うことはクロージング2~3日前までありません。
弁護士が登記や固定資産税関連、モーゲージ関連などのペーパーワークを処理してくれます。

ステップ9:クロージング(引き渡し)

クロージング2~3日前、弁護士に会い、家の購入&モーゲージ関連の書類にサイン。

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わたし達がクロージングを行った時コロナでロックダウン中だったので、ビデオ電話で契約書の説明、サインをしました

契約書にサイン後、残りの頭金(頭金ー支払い済みのデポジット)を支払い。

クロージング当日、家の鍵を受け取り、正式に自分たちの家に…(^^♪

カナダで家を買う時に失敗しないための2つのポイント

カナダで家を買う時に失敗しないための2つのポイント

カナダで家を買う時に失敗しないための2つのポイントはこちら。

  1. 自分に合うRealtorを見つける
  2. 隠れコストに気を付ける

①自分に合うRealtorを見つける

前述しましたが、自分に合うRealtor探し」がカナダで家を買う時に失敗しない最重要ポイントです!

相性やサービスの良さの見極めに加えて、そのRealtorが主に扱っている価格帯地域も見てみるといいかもしれません。

トロントの$1M(1ミリオン)近くの家を扱っているRealtorに「ナイアガラの$500K台の家を探してるんだけど…」と相談しても親身になってくれないのは想像できますよね。

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トロントからナイアガラまでの移動距離、コミッションの額などが関わってくるからね。

②隠れコストに気を付ける

新築物件・中古物件ともに隠れコストがあることにも気を付けましょう。

新築物件の隠れコスト例

  • 税金(GST/HST)例:オンタリオ州では家の価格の13%
  • 家の周りのフェンスコスト
  • ベースメント(地下)(完成させたい場合)
  • 冷蔵庫などの大型家電

中古物件の隠れコスト例

  • 屋根やFurnaceなどの修繕/取り換え費

新築物件は、提示されている金額の中に何が含まれているのか確認する必要があります。
(バックヤードなどのフェンスやWater Tank、セントラル・エアコンディショナーなど含まれていないところがあります。)

中古物件は、屋根やFurnaceなど、前住人がいつ取り換えたかによって追加でコストがかかる場合があります。

例えば、屋根は約25~30年サイクルで取り換える必要があります。ちょうどその取り換え前で売りに出されていた場合、すぐ又は数年後に屋根の取り換え費がかかることを頭に入れておかなければいけません。

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屋根やFurnaceは比較的大きな修繕/取り換え費なので、購入前に年数を確認しておくのをおすすめします!

カナダで家を買うプロセス&ポイントまとめ

今回は、カナダで家を買うプロセスと失敗しないポイントをまとめました。

これからカナダで家を買おうと考えている方の参考になれば嬉しいです!

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