カナダで暮らすのに生活費ってどれくらいかかるんだろう?
気になりますよね。
日本と比べて平均給与が高いけど、その分物価も高いカナダ。
そこで今回は、カナダの生活費についてまとめてみました。実際に掛かっている夫婦二人分のカナダの生活費(1ヶ月)も合わせて公開しちゃいますね^^
ワーホリ・留学でのカナダの生活費が気になる方もいると思うので、以前ワーホリでトロントで暮らしてた時のエピソードも合わせてご紹介します。
実はVlogですでに私たち夫婦の生活費についてご紹介してます^^よかったらこちらもどうぞ!
カナダの1ヶ月の生活費はどれくらい?【内訳を公開】
実際私たち夫婦2人でカナダの生活費がどれくらいかかってるのかご紹介します。
内訳はこちら。
1ヶ月の支出 | |
---|---|
住宅ローン+固定資産税(一軒家) | 1590〜1987ドル (約143,991〜179,944円) |
食費/日用品 | 400ドル (約36,218円) |
外食費 | 100ドル (約9,054円) |
スマホ代 | 58ドル (約5,251円) |
インターネット代 | 74ドル (約6,700円) |
TV/Netflix | 24ドル (約2,173円) |
ガソリン代 | 100ドル (約9,054円) |
車/住宅保険 | 317ドル (約28,703円) |
水道光熱費/ウォータータンク | 251ドル (約22,727円) |
猫のエサ&砂代 | 50ドル (約4,527円) |
お小遣い(交際費) | (2人で)600ドル (約54,328円) |
合計 | 3564ドル (約322,709円) |
いまいち私たちの支出が多いのか少ないのかわからなかったので、カナダ全体の1ヶ月の生活費の平均を調べてみました。
Wowa.caの調査によると、夫婦と子ども1人の家庭の平均生活費は以下のとおり。
- トロント:5,523ドル
- バンクーバー:4,557ドル
- ロンドン:3,990ドル ←住んでる都市
うちは夫婦2人なので、まあ平均かなという感じです。
それにしても州によってかなりバラツキがありますよね。カナダは州によって税金の割合も異なりますし、家賃や住宅価格にもかなり差があるので、このように差が出てきています。
トロントとモントリオールなんて2倍も差が!
住宅ローン/家賃
1ヶ月の支出 | |
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住宅ローン+固定資産税(一軒家) | 1590〜1987ドル (約143,991〜179,944円) |
うちは一軒家を購入したので、住宅ローンの返済額になります。月によって返済額に違いがあるのは、週払いしてるから。
週払いの方がお得と聞いて、月払いから週払いに変更。30年ローンが26年になりました。詳細は、カナダで家を買う手順!住宅ローンの利息を軽減するコツをご覧ください。
住宅ローンは家の価格や借入金によって異なるため、ここでは参考にはならないと思うので「ふ〜ん」くらいで(笑)
カナダでアパートやコンドミニアムを借りる場合の、平均家賃はいくらなのでしょうか?
CMHC(Canada Mortgage and Housing Cooperation)の調査(2021)によると、
間取り | トロント | バンクーバー |
---|---|---|
ワンルーム(Bachelor) | $1,202 | $1,258 |
1ベッドルーム | $1,417 | $1,415 |
2ベッドルーム | $1,622 | $1,792 |
実際の募集と比べると、全体的にちょっと低いかなという印象です。
トロントのアパートやコンドの賃貸募集を見ると、1ベッドルームで2000ドル超えとか普通に出てくるので、もしアパート/コンド暮らしをするなら2000ドル近くはみておいたほうがいいかもしれません。
私が以前借りていたトロントのアパートは、
- 駅から30秒
- 築100年以上のボロアパート
- 2ベッドルーム
- 18階
- 駐車場込み
上記の条件で約1700ドル/月でした。これでも2017年に契約したので今の相場からすると安い方で、現在同じアパートの同じ間取りの募集を見てみると2000ドルは軽く超えています。
一方、留学生やワーホリの方が気になるシェアハウスの相場はというと、
トロント | バンクーバー | |
---|---|---|
シェアハウス | 500ドル〜 | 500ドル〜 |
カナダの大手クラシファイドサイト「Kijiji」や「e-maple」を見てざっとまとめてみました。
400ドルくらいのところも探せばでありましたが、ベースメントで狭く汚かったり、治安が悪い場所だったりと安くなるほど条件は悪いです。
- 治安がいい場所
- ダウンタウンに近い
- きれいな部屋
- 個室(キッチン・バス共同、ルームのシェアなし)
ここらへんの条件を選ぶのであれば、650ドル以上はみておいた方がいいかなと思います。
水道光熱費
1ヶ月の支出 | |
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水道光熱費/ウォータータンク | 251ドル (約22,727円) |
水道光熱費は、1年通して大体200ドル以内に収まっています。
カナダはセントラルコンディショナー/ヒーターなので、夏は電気代が高く、冬はガス代が高め
それと、一軒家はお風呂やシャワーのお湯を沸かすウォータータンクが必要になります。そのタンクを借りてるのでレンタル代として月々支払ってます。
トロントのアパートに住んでる時は、光熱費で大体50ドル前後。水道代はタダで、ウォータータンク代もありません。
シェアハウスに関しては、家賃に含まれているところが多いのでタダ。
通信費(スマホ・インターネット・テレビ代)
1ヶ月の支出 | |
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スマホ代 | 58ドル (約5,251円) |
インターネット代 | 74ドル (約6,700円) |
TV/Netflix | 24ドル (約2,173円) |
スマホ代は、旦那が電話とテキストしかしなくガラケーなので、電話かけ放題の安いプラン25ドル/月。
私もスマホは持っているものの、外でネットを使う機会が少ないので、データ2GBの電話かけ放題のプラン33ドル/月を使ってます。
BellやRogerなどの大手キャリアは、やはり高くて1人80ドルくらいはしますね。少しでも月々の支出を抑えたいならば、chatrやFreedom Mobileなどの小さい会社を使うと節約できます。
回線は大手キャリアのを使ってるからそこまで変わりはないよ!
ちなみに、シェアハウスの場合はインターネット代(wifi)が家賃に含まれているところが多いです。
食費
1ヶ月の支出 | |
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食費/日用品 | 400ドル (約36,218円) |
外食費 | 100ドル (約9,054円) |
カナダは、食料品には消費税がかからず、野菜やフルーツが日本と比べると安いので自炊をするとかなり食費を抑えられます。※ただし、スナックやお惣菜などの出来合い物・加工食品には消費税がかかります。
逆に、カナダの外食はかなり高いです。オンタリオ州だと、税金が13%、それにチップが合計金額の15〜20%かかるので、夫婦2人で焼肉(Korean BBQ)を食べに行っただけでも50ドルかかりました…
それも、私たちはお酒を飲まないので料理+ジュースの値段。お酒を飲む人はもっとかかるかも…
マクドナルドでミールセットを2つ頼んだだけでも20ドル超えてしまうので、残念ながら日本のように気軽に外食はできません(涙)
レストランで働いている方は賄いが出るところが多いです。昼食や夕食の費用を抑えられるため、月の食費が100ドルもかからないという友人もいました。
ワーホリで来ていて、少しでも支出を抑えたい!という方は飲食店で働くのもいいかもしれません。
ガソリン代・交通費
1ヶ月の支出 | |
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ガソリン代 | 100ドル (約9,054円) |
うちは2人とも在宅勤務なので、あまり出かけない時は月1回の給油で60ドルくらい。
トロントにいる家族や友人に会いに行く月は、月3でトロントに行った時150ドルほどかかりました。なのでガソリン代は100ドル/月くらいが平均です。
一方、トロントの都市部に住んでる方は車より電車やバスなどの公共交通機関(TTC)を使う機会が多いかと思います。
TTCの料金はこちら。(2021年11月現在)
料金 | |
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1回の乗車(PRESTOカード使用) | 3.20ドル |
マンスリーパス | 156.00ドル |
一律なので1、2駅の利用だったら高く感じてしまいますね。
あと、日本では勤め先・バイト先が交通費を払ってくれますが、カナダでは払ってくれないところがほとんどです。家やバイト先を選ぶ際には、交通費も考慮に入れておくのをおすすめします。
ワーホリ時代はケンジントンマーケットのアクセサリー屋でほぼ毎日働いてたので、少し高いけどお店の近くのシェアハウスに住んでいました。ダウンタウンから離れたシェアハウス+マンスリーパスの費用で考えると、ダウンタウンの高いシェアハウスでもプラスマイナス0か少しお得でしたので、家賃と交通費は一緒に考えるといいかもしれません。
ダウンタウンに住んでれば、お買い物に行く時も自転車や徒歩で行動できるのでTTCなしでも不便はなかったですよ。
保険関連
1ヶ月の支出 | |
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車の保険 | 223.53ドル (約20,242円) |
住宅保険 | 89.65ドル (約8,118円) |
医療保険 | 0ドル |
住宅/車の保険は、契約した当時プロモか何かがあって、TDバンクが一番安く信頼できたのでそこで契約をしています。
医療保険に関しては、0ドル。カナダは医療費は無料ですが、歯の治療に関してはカバーしてくれないため100%治療費がかかります。
ですが、夫婦どちらかが正社員/準正社員で働いている場合は、会社でカバーしてくれるところも。
うちは旦那が非常勤で大学講師として働いているので夫婦ともにカバーしてもらい、保険料は実質0ドル。
もしDental Insuranceへ加入する場合は月額65ドル〜が相場のようです。
一方で、留学やワーホリに来ている方、移住されてきた方(〜PR取得まで)は保険の加入が必要です。
日本のワーホリや留学専用の保険もありますが、少しでも安く抑えたい場合は、カナダ現地でサービスを行なっているBIISがおすすめです。
私もカナダ移住〜PR取得前の期間にBIISに加入していて、実際に加入期間中に病院を使い、カバーしてもらいました。問い合わせも全て日本語だったので安心して利用できると思います。
その他
料金 | |
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猫のエサ&トイレの砂代 | 50ドル (約4,527円) |
お小遣い(交際費) | 1人300ドル (約27,168円) |
うちは猫を2匹買っているので猫のエサ代とトイレの砂代が2ヶ月に1回(100ドル)かかります。
カナダで猫を引き取った時や費用の詳細は別記事でまとめてます。
交際費はお小遣い内でやりくりしてます。大体うちに呼んだり、相手の家に集まり、持ち寄りパーティーみたいな感じなのでそんなにお金はかからない方です。
しかも夫婦ともにインドアタイプなのでゲームしたり、ドラマ見たりが多め。お小遣いの用途としてはゲームソフトや私のコスメくらいかな
ワーホリで来ていた時は、やはり交際費は高かったです。
語学学校のクラスで飲みに行ったり、アクティビティをしたりで、具体的な金額は覚えていないですが、少し多めに見積もっていた方がいいと思います。
学校終わりに絶対どっか行って食べたり飲んだりするから細かいお金が掛かってたよ
カナダの生活費を抑える2つのポイント
私も実際に行ってる生活費を抑えるポイントを2つご紹介します。
- セールを狙う
- キャッシュバックサイトを利用する
- Facebookマーケットプレイスを利用する
①セールを狙う
欲しいものがある時、特に大きな買い物はセール時に買うのがとってもお得!
カナダのセールは、日本と比べて桁違いで、型落ちでもない商品が70%オフなんてこともあります。
セール情報を知るには、カナダのチラシサイトFlippがおすすめです。Flippの使い方など別記事でまとめてるのでよかったら参考にしてみてくださいね!
カナダの2大ビックセール「ブラックフライデー」と「ボクシングデー」も上手に使ってみてください〜^^
②キャッシュバックサイトを利用する
オンラインショッピングをする際は、キャッシュバックサイトを利用しましょう。
有名なのが楽天リーベイツ。
登録料は無料で、リーベイツ経由でお買い物をするだけで、購入額の○%が現金で戻ってきます。
コツコツ使い続けて、今年1年で300ドルくらいキャッシュバックされたよ!
楽天リーベイツの使い方は別記事を参考にしてくださいね!
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このリンクから登録すると90日以内に30ドル以上お買い物で30ドルGET
③Facebookマーケットプレイスを利用する
Facebookマーケットプレイスとは、Facebookが提供しているフリマサービスのことです。
主に、ローカル内で取引が行われるので、家具などの大きいものを売買したい時に便利なサービス。
カナダで「BBQグリルが欲しい」「裏庭にアウトドア用のソファーやテーブルが欲しい」といった場合に、お店で新品を買うと何十万円もしてしまいますが、Facebookマーケットプレイスで探せば半額以下で手に入ることも…!
フリマサービスを上手に利用して、節約してみるのもいいかもしれません。
Facebookマーケットプレイスの使い方は別記事で。
カナダの生活費まとめ
今回は、カナダの生活費についてご紹介しました。
生活水準や生活スタイル、またカナダのどこに住んでいるかによってかなり変わるので、私たちの生活費は一例としてみていただけたらと思います。
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