ワーホリ/留学でお金を持っていく時どうすればお得かな?
今回はこんな疑問にお答えします。
ワーホリや留学で中〜長期海外に滞在するときに一番悩むのが、お金の持って行き方ではないでしょうか?
何も考えずに現金だけで持っていくと、紛失のリスクが伴いますし、海外送金で一括で送ってしまうと手数料の面で損をしてしまいます。
せっかくワーホリ/留学のために貯めた資金なので、無駄がないように安全に持って行きたいですよね?
今回は、カナダでワーホリを経験+現在カナダに永住している私が、損しないワーホリ/留学でのお金の持って行き方をご紹介します^^
結論から言ってしまうと…
- 数万円を現金で持っていく
- 現地で銀行口座を開設した後、Wiseでまとまったお金を送金する
- 口座開設・Wiseのお金が届くまでの間、海外対応のデビットカードで生活する
プラス 必要に応じて、
- クレジットカードを最低1枚持っていく(身分証や緊急時に利用する時のため)
上記の方法が一番安全で、損しない方法になります。
詳しくは本文で解説しますね♪
【ワーホリ/留学】お金の持って行き方は6通りある!
そもそも海外にお金を持っていくには、どんな方法があるの?
海外へお金を持っていく方法は大きく分けて6つあります。
- 現金
- クレジットカード
- デポジット型クレジットカード
- 海外対応デビットカード
- 銀行海外送金
- Wise(旧Transfer Wise)
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますね。
現金
移動方法 | 安全性 | 損得 | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
現金 | なくしたら終わり | 両替レートによる | 各国による (ex. カナダでは1万カナダドル(約100万円)以上の場合申告が必要) | 即時使える | ー |
海外旅行やワーホリ/留学で一般的なお金の持って行き方「現金」。
国内で両替をして、持っていくというシンプルな方法です。
メリット
- 現地でどこでも確実に使える
- シンプルな方法でカンタン&わかりやすい
デメリット
- 紛失・盗難のリスクがある
- 一般的に為替レートが悪い
- 国によって現金で持ち込める金額に制限がある
安全面では、失くしてしまったら終わりとリスクも伴います。
クレジットカードは紛失したらカード利用を止めることで、口座にあるお金を守ることができるけど、現金は紛失したらそれっきり!
なので、大金を現金で持ってくることはあまりおすすめできません。
数日暮らせるくらいの数万円を現金でというのが適切かなと思います。
外貨両替は、都心によくある大黒屋やネット&郵送でできる外貨両替マネーバンクがおすすめ!
空港はレートが悪いから避けた方がいいよ!
クレジットカード
移動方法 | 安全性 | お得か | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | なくしたら利用停止手続き&再発行 | 両替所よりは安く済むことも | 口座残高の範囲内 (※現地ATMの対応限度額にもよります) | 即時使える | 楽天カード etc |
大金を持たずカード一枚で済む便利性と、セキュリティーがしっかりとしていて安全性が高いのが魅力の「クレジットカード」。
海外ではVISA、MasterCard、American Expressが一般的で、クレジットカード対応しているお店では使えます。
JCBは対応してるところが少ないかも…
メリット
- 為替レートが現金より安い
- ポイント還元がある
- 紛失した場合、補償がある&すぐ利用停止できる
- 身分証明書として使える
- 海外旅行保険として使える(※カードによる)
デメリット
- 審査がある
- お金の管理が厳しい
クレジットカードは身分証明書にもなるので、ホテルやレンタカーを利用する際は持っているといいですよ!
クレジットカード保持者=社会的信用ありだからね
ただその分、審査が厳しいのがデメリット。
学生や社会人でもフリーターだと審査に通りにくく、クレジットカードが作れないなんてこともあります。
仕事をしていてワーホリに行く予定の方は、会社を辞める前にクレジットカードを作っておくのがいいかもしれません。
新しくクレジットカードを作るなら、楽天カードがおすすめです!
\年会費無料/
今なら新規入会で5000円分のポイントプレゼントあり!
年会費無料で、ポイントも超貯まるから1つは持っておきたいカード!
審査が厳しい学生やフリーターの方でも大丈夫!次で紹介するデポジット型クレジットカードは作りやすいからおすすめですよ。
デポジット型クレジットカード
移動方法 | 安全性 | お得か | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
デポジット型クレジットカード | なくしたら利用停止手続き&再発行 | (クレジットカードと同様) | 両替所よりは安く済むこともデポジットの範囲内 (※自分で決められる) | 即時使える | Nexus Card etc |
最近よく聞くようになった「デボジット型クレジットカード」。
デボジットの金額に応じて利用できるクレジットカードです。
デポジットが保証金にあたるので、学生やフリーターで収入が不安定な方でも審査に通りやすく、カードが作りやすいというのがあります。
デポジット型とはなっているものの、クレジットカードなので前述でメリットとして挙げた「身分証明書」として使うこともできます。
メリット
- 審査が通りやすい
- 為替レートが現金より安い
- ポイント還元がある
- 紛失した場合、補償がある&すぐ利用停止できる
- 身分証明書として使える
デメリット
- 年会費がかかる
- キャッシングが使えない
デメリットとしては、年会費がかかってしまったり、キャッシングが使えないという制限もあります。
ただ、ワーホリ/留学先でホテルを利用する場合やレンタカーを利用する予定の方は、クレジットカードがないと現金でのデポジットを求められるので、クレジットカードを持っていない方はあった方が便利かもしれません。
ここら辺は海外生活中のスタイルに合わせて考えてみてね!
\学生・フリーターにおすすめ/
カード名 | Nexus Card |
カード | |
カードブランド | MasterCard |
年会費 | 1,375円(税込) |
カード利用限度額 (ショッピング枠) | 5万円~200万円 |
ショッピング機能 | 国内・海外のMasterCardの取扱がある店舗で利用できる |
キャッシング機能 | なし |
支払方法 | 1回払い・2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス一括払い |
ポイントサービス | 利用金額200円ごとに1ポイント |
海外対応デビットカード
移動方法 | 安全性 | お得か | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
海外対応 デビットカード | なくしたら利用停止手続き&再発行 | 両替所よりは安く済むことも | 口座残高の範囲内 (※現地ATMの対応限度額にもよります) | 即時ATMで引き出せる | Sony Bank Wallet etc |
最近日本でも使ってる人が増えてきた「デビットカード」。
同じように海外対応しているデビットカードは、海外のお買い物の際にも利用できます。
お店で使うだけでなく、海外のATMで日本の銀行口座から現地通貨で即時引き出しができることも魅力です。
メリット
- 日本の自分の口座から即時現地通貨で引き落としできる
- 紛失した場合、すぐ利用停止できる
デメリット
- セキュリティー面の不安
デメリットとして、クレジットカードのように不正利用の補償がないので、紛失した時に気づいてから利用停止をするまでの間、使われてしまったらそれっきりということもあります。
う〜ん、なんかそれぞれのカードの違いがよく分からなくなってきた…
ここで、クレジットカード、デポジット型クレジットカード、デビットカードの違いがわからなくなってしまっている方もいると思うので、まとめてみました。
カードの種類 | 審査 | キャッシング | 利用限度 | 支払い | 紛失時の補償 | 身分証代わりに |
---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | 審査厳しい | あり | 100万円ほど (クレジットカードによる) | 翌々月など | あり | なる |
デボジット型クレジットカード | 審査通りやすい | なし | デポジット額まで | 翌々月など | あり | なる |
デビットカード | 審査なし | なし | 口座にある範囲 | 即時口座引き落とし | なし | ならない |
安全面ではクレジットカードの方が紛失補償もあり高め。ただデビットカードの方は口座にあるお金が限度額なので、使いすぎる心配がありません。
個人的な意見としては、クレジットカードを一枚身分証がわりとして持っていき、海外での日常生活ではデビットカードを使うのがいいかなと思ってます。
銀行海外送金
移動方法 | 安全性 | お得か | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
銀行海外送金 | 補償があるので安心 | 手数料が高い | 1回あたり 100万円ほど (銀行による) | 約5営業日 (銀行による) | ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 楽天銀行 etc |
大金を安全に移動する方法として知られているのが「海外送金」。
海外へ渡り、現地で銀行口座を開設した後利用ができます。
メリット
- 安全にまとまったお金を移動できる
デメリット
- 為替レートが悪い&手数料が高い
- 時間がかかる
ただこの方法は手数料が高いこと、為替レートが悪いこともあり、あまりおすすめできません。
また、海外送金は手続きしてから受け取るまで時間がかかるところもネック…早くて3営業日くらいかかります。
手続きも結構複雑。情報に不備があると1,2週間かかることもあるよ
Wise(旧Transfer Wise)
移動方法 | 安全性 | お得か | 限度 | 期間 | サイト一覧 |
---|---|---|---|---|---|
Wise (旧Transfer Wise) | 補償があるので安心 | 手数料が安い | 1回あたり 100万円 | 1-2営業日 | Wise |
銀行の海外送金に代わっておすすめなのが「Wise(旧Transfer Wise)」。
Wise(旧Transfer Wise)とは、銀行での国際送金より速く、格安の手数料で海外へ送金できるサービス。
Wiseでは独自のシステムを持っているので、速くて安い海外送金を可能にしています。
例えば、通常銀行での国際送金は送金銀行(日本)→中継銀行→中継銀行→受取銀行(アメリカ)と多くの中継銀行を経由します。そのため手数料が高くなってしまうんですね。
一方Wiseでは、各国にあるWiseの口座にお金を入金(日本)、受け取り国のWiseの口座から受取銀行(アメリカ)に振り込まれるという仕組みになっています。実際にお金を海外に送金しているわけではないので手数料も安く、受け取りも早くなっているわけなんです。
実際に私もWiseを使って日本→カナダに何度も送金しています。毎回振り込んで2日以内にカナダの銀行へ振り込まれているので、とても助かっています。
Wiseで送金する方法も、現地で銀行口座を開設した後に利用できます。
メリット
- 安全にまとまったお金を移動できる
- 手数料が安い
デメリット
- 受け取りに1〜2営業日かかる
受け取りに1〜2営業日はかかるものの、手数料が銀行送金よりもかなり抑えられるので、まとまったお金を送金するときにはお得です。
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【ワーホリ/留学】おすすめのお金の持って行き方はこれ!
ということで、海外にお金を持っていく方法を6つご紹介しました。
それぞれ安全でお得な方法を組み合わせてまとめた、ワーホリ/留学でおすすめのお金の持って行き方はこちら。
- 数万円を現金で持っていく
- 現地で銀行口座を開設した後、Wiseでまとまったお金を送金する
- 口座開設・Wiseのお金が届くまでの間、海外対応のデビットカードで生活する
プラス 必要に応じて、
- クレジットカードを最低1枚持っていく(身分証や緊急時に利用する時のため)
【おまけ】カナダのお金の支払い事情
カナダでは、カードの支払いが主流になっています。
コーヒーショップで1〜2ドルのコーヒーを買うのにも、クレジットカードやデビットカードで支払う方が多く、現金はあまり利用されていません。
ただし、ワーホリや留学生が現地でシェアハウスに住む場合、家賃(レント)の支払いは現金が主流です。
なので、Wiseでまとまったお金を受け取るまでの間、家賃は現金で払えるよう現金を持ってきたり、デビットカードでATMから引き出しできるように準備しておくのをおすすめします。
シェアハウスの家賃以外は、ほぼカード払いができるかな
カナダの生活費については別記事でまとめてるので、よかったら参考にしてみてくださいね♪
シェアハウスの相場なども載せてるよ!
まとめ:ワーホリ/留学のお金の持って行き方は3つ組み合わせがベスト!
今回は、ワーホリ/留学でのお金の持って行き方についてご紹介しました。
カードを作ったりするのはめんどくさいですが、せっかくワーホリ・留学のために貯めた資金を無駄にしないように工夫してみましょう♪
- 数万円を現金で持っていく
- 現地で銀行口座を開設した後、Wiseでまとまったお金を送金する
- 口座開設・Wiseのお金が届くまでの間、海外対応のデビットカードで生活する
プラス 必要に応じて、
- クレジットカードを最低1枚持っていく(身分証や緊急時に利用する時のため)
おすすめのクレジットカード↓
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学生、フリーターなど収入が不安定な方向け!おすすめのデポジット型クレジットカード↓
\学生・フリーターにおすすめ/
今回の記事が誰かの役に立てばうれしいです^^
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コメント一覧 (2件)
はじめまして!
海外プリペイドカードの存在は知らなかったです。
これは貴重な情報!
ありがとうございます!
ドロスケさん、こんにちは!
少し前までは国際キャッシュカードが主流だったようで、最近は海外プリペイドカードにシフトしているようです。
日本にいる親族からも簡単にプリペイドカードにチャージしてもらったりできるので便利ですよ!
そこそこ大きな金額のお金を海外に持って行く際は利用してみてくださいね^^