
・ワーホリに行く予定なんだけど、必要な英語力ってどれくらい?
・英語力ゼロでも行ける?
今回はこんな疑問にお答えします。
私はカナダでワーキングホリデーを経験し、現在はカナダ人の旦那とトロントに住んでいます。
ワーホリを身をもって体験し、同じくワーホリに来ていた人や大学に留学に来ていた人、海外移住した人の体験談をもとに、本当に必要な英語力をまとめました。
【ワーホリ前に英会話力を高めておくことが大事】
— Komachi@トロント在住 (@kur0nek0bl0g) October 31, 2019
会話力ないと
友達できない→孤独感
授業分からない→学校行かなくなる
細かいことが伝えられない→ストレス溜まる
仕事見つからない→お金ない
英語力伸びない→将来が不安
TOEICは無駄。#ワーホリ #英語学習 #留学 #カナダ #オーストラリア
結論をすでにツイートしましたが、必要なのは『英会話力』。
英会話力がないとワーホリ生活が有意義に過ごせないかもしれません。
事前にどんな準備が必要かご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ!
- ワーホリを考えてる方
- ワーホリの準備で英語をどのように勉強すればいいか分からない方
- 英語で話せるようになりたい方
- ワーホリを成功させたい方
ワーホリに必要な英語力は?
ワーホリに必要な英語力は何でしょうか?
ずばり『会話力(スピーキング/リスニング)』です。
TOEICの点数は関係ありません。
留学サイトでは
・(具体的に)最低TOEIC何点ないとダメ
・英語力ゼロでもできる
など色々なことが書いてありますが、そんなのウソです。
実際海外でアルバイトをすることを基準に考えると『会話力』は欠かせません。
TOEIC高得点=英語が話せるではない
ワーホリ前に頑張ってTOEICの勉強をする人がいますが、はっきり言って無駄です。
英語というのはコミュニケーションのツールであって、そもそもTOEICなどのペーパーテストで測れないからです。
東大生がみんな英語が話せるわけではないのと同じで、英語の読み書きと英会話力は全く別物として考えましょう。
私はワーホリに行く前TOEIC420点ほど(大卒平均)でカナダに行きました。
語学学校のクラス分けで筆記がそこそこだったからかHigh Intermediate(中級の少し上)に振り分けられましたが、スピーキング力とリスニング力が追い付かず、初級に落としてもらいました。
そのクラスでやっている文法は動詞の過去形やsのつけ方。中学生の内容で少しプライドが傷つきましたが、英会話の視点から見ると自分に合っていたんですね。
英会話の基礎から身につけられて、結果的に現在カナダ人の旦那とコミュニケーション取れてますからよかったのかなと思いますが、日本で少し勉強すればよかったと後悔。
これらのことから言えるように、英語の読み書きと会話力は比例しないんですね((+_+))
読み書きができなくても話せる人はいる
逆に英語の読み書きができなくても英語が話せる人は世界中でたくさんいます。
読み書きができなくても話せる人の良い例が、私の旦那。
旦那はバングラデシュ系カナダ人。
カナダで生まれ育ったので英語はネイティブ、家ではベンガル語と英語を話しています。
ベンガル語のスピーキングとリスニングは問題ないですが、読み書きは少ししかできません。
特に読み書きは勉強していなかったため、話せるけど書けない/読めないということになってしまってるんですね。
ワーホリで必要な英会話レベルとは?

それではワーホリに必要な英会話レベルはどれくらいでしょう?
それは、『人とコミュニケーションができるくらいの英会話力』です。
具体的には、
・語学学校で他の国から来た人と友達になれるくらいの英会話力
・授業が分かり、自分の意見が伝えられる英会話力
・服やコスメストアでスタッフに在庫を聞いたり、銀行で口座開設ができる英会話力
・仕事をする上でスタッフやお客さんとコミュニケーションが取れる英会話力
・病院で自分の症状を伝えられる会話力
最低限上の会話がスムーズにできないと、閉鎖的で孤独な生活を送ることになります。
(日本人同士でしか会話しないならOKですが…やはり外に出ると困ることが多いです)
ワーホリ前にやっておくべき英語学習

ワーホリで有意義な生活、経験をするために、事前にやっておくべき英語学習は3つ。
文法力は中学生レベルでOK
日本人が重点を置きがちな文法は、実は中学生レベルでOKです。
中学生で学ぶ5W1H(What, Why, Which, When, Where, How)を覚えればほぼすべてのコミュニケーションが成り立ちます。
もし本当に英語力ゼロで中学生レベルも危うい人はこちらの本を一通り読んでおきましょう。
この本は図やイラストを用いてすごくわかりやすく説明されています。
ややこしい前置詞の違いがイラストで描かれていてイメージで覚えられるので覚えやすいです。
語彙力を高める(単語の発音もチェック)
文法の基礎ができれば、あとは語彙力です。
普段使う物の名前やあなたの身の回りにあるものから覚えていきます。
>身のまわりで使う英語が7時間でわかる本
その時に重要なのが、発音もチェックすること!
日本人が読み書きしかできない理由は、その単語の発音が分からないからです。
文字としてみた時に意味が分かる単語でも、同じ単語を誰かが言ったときに発音が分からないため知らない単語となってしまいます。
単語を覚えるときは必ず発音も覚えましょう。
今はGoogle翻訳やWebilo翻訳で簡単に発音を調べられます。
実際に英語を話す機会を作る
実際に英語を話す機会を作るのも大切です。
『これからワーホリに行くから実践編はワーホリに行ってからでいいや!』
なんて思っていませんか?
現地に行っていきなり実践をするのは簡単なことではありません。
勉強はその都度インプットとアウトプットが必要です。インプットばかりして現地で一気にそのインプットしたものを実践してみるというのは分かってても中々できないものです。

今まで日常的に英語を話さない人が、いきなり英語を話そうとすると恥ずかしかったり、わかるフレーズが思うように出てこなかったり言えなかったりして、自信喪失しちゃう人もいるんだよ。

私は思うように英語が話せなくて、友達を作るのにすごく苦労したんだ。
ワーホリに行く前に少しでも英語で話すことに慣れていればそんなことはなかったかも!
まず日本にいると英語を話す機会がないので、英語を話すということになれる必要があります。手っ取り早く英会話になれるには、英会話学校を利用するのが一番です。
だからと言って、入会費何万円もするところに通う必要はありません。
今では月数千円あればPCやスマホで手軽にできるオンライン英会話もあります。スキマ時間にオンライン英会話を利用して最低限の意思疎通(今日あった出来事を話すなど)を練習しておくと現地でスムーズに英語で会話ができます。
▼オススメのオンライン英会話▼
・産経オンライン英会話※1回158円~受講可能。2回の無料体験レッスンあり。
・ネイティブキャンプ ※7日間の無料体験あり。定額制無制限なので積極的に練習したい人にオススメ!
・やさしいエイゴ ※料金は高めですが、人と差をつけて2ヵ月集中的に特訓したい人にオススメ!全額返金保証制度あり。
英会話力があるほど可能性は広がります。
ワーホリに来たときの英会話力が高い人は、仕事で事務職など現地の人と対等なポジションをゲットでき、ワーホリ後に企業から就労ビザを出してもらったのちに、永住権を取得した日本人が何人かいます。
(おまけ)日本のことを英語で説明できるようにしておく

外国人との会話で必ずと言っていいほど話題にあがるのが「日本について」。
海外の人は自国を愛している人が多く、そのため自国について聞いてもすんなりと答えが返ってきますが、日本人は違います。
私もそうですが、日本人は自国について知らなすぎです。むしろ外国人の方が日本の文化について細かく知っていることも!
>カラー改訂版 CD付 日本のことを1分間英語で話してみる
日本の文化や最近日本であった大きなニュースなどは最低限英語で説明できるように事前に準備しておくと、会話の幅が広がります。
まとめ
今回はワーホリに必要な英語力についてご紹介しました。
本当にみんなやりがちなのですが、TOEICの勉強はいらないです。
それより英会話力に力を入れて勉強しましょう。
英会話力がないと友達すらできないです。
ただでさえ家族や日本の友達、知り合いが誰もいないのに、現地で友達がうまく作れないと孤独感が大きいです。
私がそうでしたので、これからワーホリを考えている方に同じ思いをしてほしくないという思いから、英会話力の大切さを綴っています。
これを読んで少しでもみなさんの役に立てばうれしいです^^
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