海外で中古品を安く買いたい!
引越し・帰国前に要らないものを気軽に売りたい!
と思ったことはありませんか?
海外で中古品を売買できるサービスとしてebayなどが有名ですが、
- 家具などの大きいものを売り買いしたい
- 取り引きを早く&スムーズに済ませたい
こんな時は、Facebook Marketplace(フェイスブック・マーケットプレイス)がおすすめです!
Facebookを開くと下のバーに出てくるこのお店のマーク。一度は見たことがあるんではないでしょうか?
今回はこのFacebookマーケットプレイスについて、どんなことができるのか、使い方、実際に売買してみた時の流れなどをまとめてみました。
とっても便利で、私も頻繁に利用してるよ^^
引越しの時や留学や駐在で日本への帰国が決まった時に役立つので、よかったらこの記事を参考に活用してみてくださいね♪
この記事で分かること
- Facebookマーケットプレイスとは?何が売買できるか?
- Facebookマーケットプレイスは日本で使えるのか?
- Facebookマーケットプレイスのメリット・デメリット
- Facebookマーケットプレイスの使い方【売り買い】
- 利用する時の注意点
Facebookマーケットプレイスとは?
Facebook Marketplace(フェイスブック・マーケットプレイス)とは、商品の販売・購入ができるフリーマーケット(フリマ)サービスです。
対応している国でFacebookアカウントを持っている18歳以上なら誰でも利用することができます。
対応国は世界50ヵ国以上と市場もかなり大きめだよ!
他のフリマサイトと少し違うところは、ローカル内で売買が行われるということ。
出品されている商品は、自分が住んでいる地域70km以内など直接取りに行ける範囲のものが表示されるようになっています。(範囲は200km以内まで調節可)
つまり、直接会っての取引が前提のフリマサービスです。
カンタンな取引の流れはこちら(購入する場合)。
Facebookマーケットプレイス内で気になる商品を探す。
気になる商品があったら、出品者にコンタクトを取る(Facebookメッセンジャー内)。取引前に質問や値段交渉があったらこの段階でしておく。
出品者にどこで受け渡しができるか聞く。出品者の家や近くの駅などが多い。
お金を支払い、商品を受け取って取引成立。
早い時は連絡取ったその日のうちに商品を取りに行って売買成立なんてこともあるよ!
具体的な取り引きの仕方は、後ほどご紹介します^^
Facebookマーケットプレイスは日本では利用できない?【利用できる国】
今現在(2022年7月)Facebookマーケットプレイスは、世界50ヵ国以上の国・地域で利用することができます。
利用できる主な国
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- メキシコ
- 南アメリカ
- スペイン
- フランス
- ドイツ
- スウェーデン
- イギリス
- タイ など
残念ながら、日本ではまだ展開していません。
ニュース記事では、近々日本で解禁になるんじゃないか?なんて何度か言われていますが、今のところ展開の話は進んでないようです。
もし解禁になっても、日本には大手のメルカリがあるし、個人情報に敏感な日本では、直接取引をするFacebookマーケットプレイスはあまり浸透しないような気もしますけどね…(´ー`)
Facebookマーケットプレイスで売買できるもの・できないもの
Facebookマーケットプレイスでは、実際にどんな商品が取引できるのでしょうか。
- 自動車・バイク・自転車
- 賃貸物件・在宅販売
- エンターテイメント系(おもちゃ・ゲーム・本など)
- オフィス用品
- アウトドア・ガーデニング
- スポーツ用品
- ファッション・コスメ関連
- ペット用品
- ベビー用品
- 家庭用品
- 楽器関連
- 電子機器など
※カナダで取引できるものを基に調べました。
逆に、売買できないものはこちら。
- 実体のないもの
デジタル関連・ニュースなど。探し物や紛失物に関する投稿も禁止 - サービス
ハウスクリーニングなど - 説明と写真が一致していないアイテム
写真と説明が一致している必要あり
- 動物
里親募集も禁止 - 医療関連アイテム
体温計や救急キッドなど - ビフォー&アフター写真
ダイエットのビフォー&アフターの写真など
参照:Facefook公式サイトヘルプより
一般的なフリマサイトと大体同じのようです。
ただ不動産の取引可否は国によって異なります。それぞれの国のFacebook公式サイトでご確認ください。
私が今まで売買したのは、家具と自転車、ガーデン用品くらいかな
Facebookマーケットプレイスのメリット・デメリット
実際にFacebookマーケットプレイスを使っていて思ったメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
Facebookマーケットプレイスのメリットはこちら。
- カンタンかつ無料で使える
- 出品者の個人情報が確認できるため、取引に安心感がある
- すぐに商品を受け取る・販売することができる
カンタンかつ無料で使える
前述の取引の流れのとおり、取引がとてもシンプル。
かつ、手数料もなく完全に無料で使えるのもうれしいところです^^
出品者の個人情報が確認できるため、取引に安心感がある
Facebookが提供しているサービスなので、もちろんFacebookアカウントとリンクしています。
取り引きの前に出品者/購入者の情報をFacebookのプロフィールで確認ができるので、取り引きをしても大丈夫か否かの判断がつきやすいのもメリットの一つ。
ebayなどのフリマサイトと比べると安心感は増すかな…!
怪しい人の見分け方は後述で。
すぐに商品を受け取る・販売することができる
Facebookマーケットプレイスはローカルコミュニティ内での売買が特徴です。
なので、手渡しでの取引が原則。取引が素早く、スムーズに行えるので両者にとってメリットになります。
- 出品者:
郵送の手間が省ける、引越し間近で早く取り引きをしたい時に便利など - 購入者:
欲しい時にすぐ商品が手に入る
デメリット
メリットもあればデメリットもあります。私が思ったデメリットはこちら。
- 現金でしか取引できない
- 直接会って取り引きをしなければいけない(郵送のオプションがない)
現金でしか取引できない
Facebook自体に支払い機能がありません。そのため、取り引きは基本的に現金のみになります。
最近現金なんていつ見た?!ってほど、カナダで暮らしていて現金を使うことがないので、いざ取引するとき
あ、手元にお金あるかな?
なんて取りに行く直前になってあたふたすることもありました(笑)取引前に現金の確認をお忘れなく。
直接会って取り引きをしなければいけない(郵送のオプションがない)
フリマサービスのいいところの一つとして、匿名の相手と素性を明かさず気軽に取り引きできることだと思います。
ただFacebookマーケットプレイスは直接受け渡しのためそれができません。抵抗がある人もいるかなと思い、デメリットとしました。
Facebookマーケットプレイスの使い方【実際に売買してみた】
ここでは、実際にFacebookマーケットプレイスで商品を売買したときのやり取りや流れをご紹介したいと思います。
Facebookマーケットプレイスで出品/購入を考えてる方は、参考にしてみてくださいね^^
商品を購入してみる
今回は、自転車を購入したときの流れをご紹介します。
- 商品を探す
- 出品者にコンタクト&受け渡し場所を決める
- 取引成立
①商品を探す
Facebookを開き、下のバーにあるMarketplace
をタップします。
右上の虫眼鏡アイコン
をタップ。
検索バーに探したいアイテムに関連するキーワードを入力します。
今回、私は日本のママチャリのようなタイプの自転車が欲しかったので、『City bike』と検索しました。気になる商品が見つかったらタップ。
下の方にスクロールしていき、出品者や商品の詳細をチェック。販売者のプロフィールは販売者の詳細
をタップすると出てきます。
受け取り場所もチェック!取りに行ける距離か、どこで受け渡しを希望してるのか事前に確認しておきます。
この出品者の場合は、出品者の家の玄関の前で受け渡しを希望していました
②出品者にコンタクト&受け渡し場所を決める
気になる商品が見つかったら、販売者にメッセージを送ってみます。デフォルトで「Is this still available?(この商品はまだありますか?)」と入力されているのでそのまま送信
を押してもOK!
私は聞きたいことが他にもあったので、下のようなメッセージを送りました。
一通りの流れがこちら。
ブレーキ、タイヤ、チェーンに問題ないか確認して、すぐに乗れる状態だということで当日取りに行くことにしました。
③取引成立
受け取り可能時間などを聞いて、出品者の家に取りに行って取り引き成立。
お金を渡す前に、試し乗りして自転車の状態を確認したよ^^
商品を出品してみる
今度は、ファイヤーピットを出品したときの流れをご紹介します。
前の家の所有者が、めっちゃ重いキャストアイロンのファイヤーピットを置いていって、捨てるにも捨てられなくてFacebookマーケットプレイスに出品してみた時のことです。
重すぎて動かすのも一苦労だったのよ!
誰かもらってくれるならタダでもよかったんだけど、最初は値段つけてみようと50ドルで出品してみたらあっさり売れました(笑)
出品したときの流れはこちら。
- 商品の写真を撮る
- 出品する
- 購入希望者と交渉し、取引成立
①商品の写真を撮る
まず出品したい商品の写真を撮ります。
↓重くて動かせないので、そのままいろんな角度から撮りました。
②出品する
写真を撮ったら実際に出品してみます。Facebookマーケットプレイスを開き、右上にある人マークのアイコンをタップ。
新しい出品投稿を作成
をタップします。
今回はファイヤーピットなのでアイテム
を選択。
先ほど撮った写真を追加し、タイトル、価格、カテゴリー、状態、説明を入力します。
ファイヤーピットのフェンスが壊れていたため、その旨を説明に記載。実際に下記のような説明を入力しました。
<説明>
Heavy cast iron fire pit. Mesh gate is broken but still works good. Pick-up only.
できるだけ詳しく書いた方が問い合わせも少なくてすむよ!
場所は、ポストコードの最初の3桁を入れて大まかな場所を表示します。その下は何も変更しなくてOKだと思います。
上記を入力したら公開
をタップします。Facebookの方で数分ほどレビューされ、問題なければそのまま出品ページが一般公開されます。
③購入希望者と交渉し、取引成立
出品してから数分後…早速問い合わせがきました。一連の流れはこんな感じでした↓
流れはとってもシンプル。取りに来たのは定年後のおじいちゃんでした。キャストアイロンのファイヤーピットが好きでコレクションしてるんだとか(笑)
こんなにすぐ買い手が見つかると思ってなかったから、ラッキーって思ったよ^^
他にも、マウンテンバイクや木のパレット?(以前洗濯機を買ったときに配達員が置いていったもの)など受け取り手は結構早く見つかりました。
木のパレットは、なぜが欲しいという人がかなり多かったよ。何に使うんだろうか…
Facebookマーケットプレイスが表示されない場合の解決法
Facebookマーケットプレイスの対象国にいるにもかかわらず、Facebookページにマーケットプレイスが表示されない場合があります。
私も日本からカナダへ移ったばかりの時に表示されなかったのよ
そんな時は、Facebookのプロフィールの居住地を移住先の国に変えてみてください。
変更後、Facebookマーケットプレイスの公式リンク(https://www.facebook.com/marketplace/)をクリックするとアクセスができます。
それでも表示されない場合は、以下に該当するのかもしれません。該当するとFacebookマーケットプレイスが利用できないので確認してみてくださいね。
- 18歳未満
- Facebookプロフィールの自宅の住所が互換性のない国に設定されている(位置情報でも認識される)
- iPhone 5以前のデバイスを利用している
- 新しくFacebookアカウントを作成したばかり
こちらのページも参考にしてみてください^^
>>Facebookヘルプページ
Facebookマーケットプレイスで怪しい人や詐欺を見分けるために…【利用する時の注意点】
気軽に売買できて便利なFacebookマーケットプレイスですが、中には怪しい人や悪質な詐欺目的で出品してる人も存在します。
詐欺や怪しい人との取引を避けるために、最低限以下のことに注意しておくと良いかもしれません。
- 出品者をプロフィールで確認する
→写真がない、プロフィールに何も記載されていない、Facebook上で友達が少ない方は取引を避ける - 出品者の評価も確認する
→評価が悪い出品者とは取引を避ける - なるべく日中、公共の場で受け渡しをする
→夜間の引き渡しは避ける、家へ直接取りに行くときは1人で行かない - 引き取り前に商品をチェックする
→説明とおりの状態かお金を渡す前に確認する - 直接受け渡しをする
→Facebookが仲介となる支払い制度・補償がないので、郵送+振込の取引だと詐欺が発生しやすい
まとめ:Facebookマーケットプレイスをうまく活用して節約しよう!
今回はFacebookマーケットプレイスについてご紹介しました。
Facebookマーケットプレイスを使う前は
直接取引だし、安心して使えるのか不安…
なんて思っていましたが、いざ使ってみるととっても便利!
アウトドア用のソファーなどお店で新品を買うと高いものは、お店に行く前にまずFacebookマーケットプレイスで確認するようになりました。
逆に、引っ越し前のいらない家具や電化製品も捨てる前にFacebookマーケットプレイスに出してみると、多少ダメージがあっても買取希望者はいるので、思いがけない臨時収入にもなるなんてことも♪
この記事を参考に、Facebookマーケットプレイスをうまく活用して節約してみてくださいね!
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