カナダでやってはいけないこと、やったらトラブルになることってある?
日本でわたし達が何気なくやってる行動や発言が、カナダではトラブルになってしまう、あるいは法律違反で罰金が科せられることがあるのをご存知ですか?
最悪の場合、禁固刑になってしまうことも・・・!
今回はカナダでやってはいけないこと8選をご紹介します。
留学やワーホリでカナダに来る予定の方、カナダへの移住を考えてる方は是非参考にしてみてくださいね^^
カナダでやってはいけないこと8選!
カナダでやってはいけないことを8つをご紹介します。
- 電車の中で人を押す
- チップを払わない
- 中指を立てる
- 自転車を歩道で利用する
- 公共の場でお酒を飲む
- 踏み込んだトピック&質問をする
- 小さい子供を留守番させる
- 荷物を置いて席を取る
知らなかったら何気なくやってしまうことばかりですよね。1つずつ見ていきましょう!
①電車の中で人を押す
まず日本人ならやってしまう方も多い、電車の中で人を押すこと。
日本でも失礼にあたる行為ですが、日本では朝の満員電車に乗ってると押されることは当たり前。その習慣でつい、乗り込む時に無意識に人を軽く押してしまう方もいらっしゃるんではないでしょうか。
トロントに来たばかりの頃、ドアが閉まる直前にポンッと人を押して電車に乗ってしまったことがあります。
その時押された人は嫌そうな顔をして「Excuse me?」とちょっとお怒り。(汗)
友人にこのエピソードを話すと、「私にも同じことあった!!」など共感も多かった出来事だったので、これからカナダに来る方、特にトロントやバンクーバーなどの都市では気を付けた方がよさそうです。
日本では寿司詰め状態でスキマなく電車に乗るけど、カナダでは無理やり乗らず次の電車を待ちます^^
②チップを払わない
カナダではチップ制度があります。チップを払わないと失礼になるので、チップは必ず支払いましょう。
- レストラン
- デリバリー
- 美容室
- タクシー
- ホテル など
カナダのチップ相場は、合計金額の15~20%。サービスによって異なります。
日本でチップの習慣がないので忘れがちですが、留学や旅行でカナダに来るときは気を付けてくださいね!
カナダのチップ制度(サーヒスごとのチップ相場や払い方)については別記事でまとめてます。よかったら参考にしてみてください^^
③中指を立てる
カナダでやってはいけないこと「中指を立てる」。
カナダだけでなく他の国でも当てはまる有名なハンドジェスチャーですよね。
「くたばれ」という侮辱表現になります
冗談で中指を立てて写真を撮ったり…という日本人をたまに見かけますが、海外に来て気軽にやるのは危険なので絶対にやめましょう。
外国人に向けて中指を立ててしまうと、いきなり殴りかかってきて、喧嘩勃発なんてこともありえます!
カナダでは、テレビのインタビュー番組やリアリティー番組などで中指が立てられると、その部分にモザイクがかかるほど、とても挑発的なジェスチャーになりますので、絶対NGです。
④自転車を歩道で利用する
「歩道で自転車を利用すること」もカナダでやってはいけないことの1つ。
カナダで自転車を利用する場合は、車道又は自転車専用道路を使用します。トロントでは14歳以上が歩道で自転車を利用した場合、60ドルの罰金!
その他にも、バンクーバーではヘルメットの着用が必須など州によって細かくルールや法律が定められています。(ちなみにトロントではヘルメットの着用は18歳以上の場合、義務ではない)
自転車を利用する際は、州や都市の公式サイトからルールを確認しておきましょう。
トロント
自転車利用のルールや法律
バンクーバー
自転車利用のルールや法律
自転車用の標識とか覚えておいた方がいいかも!
⑤公共の場でお酒を飲む
カナダでは公共の場でお酒を飲むことは法律で禁じられています。
河原でのBBQ、花火を見ながら、公園でお花見をしながら…のお酒は残念ながらすべて禁止。
蓋の開いたお酒を外で持ってると、見つかった場合300ドルの罰金が科せられます。
外でもレストランやバーのパティオや家の敷地内での飲酒はもちろんOKだよ!
ちなみに、カナダのレストランやバーでは夜2時以降はお酒のオーダーができません。アルコールの規制に関しては少し厳しめです。
逆に外で飲酒できて、バーや居酒屋で24時間お酒が飲める日本は結構珍しいかも…?
アルコールのほかに…
カナダではタバコの規制も厳しいです。レストランやバー(パティオ含む)、ビル内ではほぼ禁煙。子ども達が過ごす学校や公園などから半径20m以内は禁煙など細かく規制されています。罰金もアルコールより高く、1,000~5,000ドル。(参照:オンタリオ州の公式サイト)
なのでカナダはヘビースモーカーの人には肩身が狭いかも…カナダへ留学・ワーホリ予定の方は、これを機に禁煙してみるのも良いかもしれませんね!
⑥踏み込んだ話題&質問する
カナダで、特に初対面の際「踏み込んだ話題や質問をする」のは避けたほうがいいかもしれません。
カナダは移民の国。バックグランドも様々なため、何気ない話題や質問が失礼にあたったり、激しい口論になる場合があります。
初対面や親しくない間柄で避けたほうがいい話題はこちら。
- 宗教
- 性別
- 政治
- お金
またカナダ独特ですが、
「Where are you from?」
と聞くのも人によってはムカッとする質問なんだとか。外見は様々ですが、カナダで生まれ育ち、カナダを故郷としている方が多くいます。
そういう人に対して「Where are you from?」と聞くと「カナダがわたしの故郷なのに…」「カナダ人として受け入られてないみたい」と嫌な気分になる人も…
カナダの放送局CBCでもこの問題は取り上げられていました↓
もし民族性(ethnicity)を聞きたい場合は、
「What is your background?」
と聞くのが無難です。
語学学校でなど、明らかに海外から来てる人に聞く場合はいいけど、カナダ人に聞く場合は気をつけたほうがいいかも
⑦小さい子どもを留守番させる
小さい子どもを一人で留守番させることはカナダでは犯罪になることがあります。同じく、スーパーへちょこっとお買い物する際に、数分でも車の中に子どもを置いていくことはNG!
マニトバ州やニューブランズウィック州では12歳以下の保護者なし留守番が法律上禁止、オンタリオ州は16歳以下。
他の州は法律で定められてはいないものの、「10歳になるまでは保護者なしの留守番はさせるべきではない」とCanada Safety Councilが助言しています。
近所の人に通報され、育児放棄などとみなされた場合は、最悪禁固刑になることもあるそうです。
詳しくは、
Legal Age for Leaving Children Unsupervised Across Canada
Canada Safety Council
子ども連れでカナダへ移住しようと考えている方は、頭の片隅に入れておきましょう。
⑧荷物を置いて席を取る
ついついやってしまう方も多い「荷物を置いて席を取る」こと。
やってはいけないというほどではないですが、高確率で盗まれてしまうのでやらない方が無難です。
ただ、カナダではこれに似た変な習慣があります。
カフェで一人でコーヒーを飲んでいると、突然隣に座ってる人が、
ちょっとトイレに行ってる間、テーブルの上にあるパソコンを(盗まれないように)見ててくれない?
っと。もちろんそれまで話したこともない赤の他人。OKはしたものの、私が盗んだらどうするの?って感じでした(笑)
しかもこれ、1回だけでなく何回か経験したんですよね。旦那や友人に聞いてみると、みんな経験があるみたいで、大学内や図書館、カフェでよく起こるそうです。
カナダのちょっとよく分からない習慣です。
まあトラブル避けるために自分はやらないほうがいいと思うよ!
カナダでやってはいけないことまとめ!トラブルに巻き込まれないために事前にチェック!
今回はカナダでやってはいけないこと8選をご紹介しました。
カナダでやってはいけないこと
- 電車の中で人を押す
- チップを払わない
- 中指を立てる
- 自転車を歩道で利用する
- 公共の場でお酒を飲む
- 踏み込んだトピック&質問をする
- 小さい子供を留守番させる
- 荷物を置いて席を取る
少しオンタリオ州やトロントに偏ってしまう部分もありましたが、トラブルに巻き込まれない為にも、自分が訪れる州のルールや法律は事前に確認しておくのをおすすめします^^
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