
こんにちは!カナダで暮らし始めて9年になるKomachiです
「カナダといえば?」と聞かれて思い浮かぶのは、やっぱり自然と動物たち!



旅行中に出会える動物ってどんな種類がいるの?



カナダらしい体験をしたいけど、どこに行けば見られるの?
そんな疑問がある方向けに、この記事では カナダで有名な動物ランキングTOP10 をご紹介します。
カナダには、ビーバーやカナダグースなど国のシンボルになっている動物から、ムースやオオヤマネコ、かわいいリスやウサギまで、魅力的な野生動物がたくさん!
旅行中に思わず写真を撮りたくなる かわいい動物や迫力満点の野生動物との出会い方 もあわせて解説します。



この記事を読めば、あなたもカナダ旅行で「絶対に会いたい動物リスト」が作れるよ!
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カナダといえばこの動物!カナダの有名な動物ランキングTOP10


カナダにしかいない、カナダの有名な動物ランキングTOP10をご紹介します!
1位:ビーバー|カナダの国のシンボル


カナダの国章や5セント硬貨にも描かれている国民的動物、ビーバー!!
ダムを作る働き者として知られ、国立公園や川沿いで見ることができます。



カナダブランドのRootsはビーバーがロゴになってるよ!カナダ土産にぜひ〜!
2位:ムース|カナダで最も大きいシカ科の動物


巨大な角が特徴のムース。
オンタリオ州やケベック州北部、カナディアン・ロッキー付近でよく見られます。
秋は繁殖期で、雄の立派な角が目立ちます。



私はまだ野生のムースを見たことないんだけど、カナディアンロッキーで大きな足跡はよく見たよ!
3位:グリズリー|迫力満点の大型クマ


ブリティッシュコロンビア州やユーコン準州など西部に多く生息するグリズリー。
野生で遭遇すると危険なので、観光中は距離をしっかり保つことが大切です。



熊に注意の看板があったら気をつけて!
4位:シロクマ(ホッキョクグマ)|北極圏の象徴的動物


北極圏の象徴的動物、ホッキョクグマ(シロクマ)。
マニトバ州チャーチルは「ホッキョクグマの首都」と呼ばれるスポットなんです。
秋には多くのホッキョクグマが観察できますよ。
5位:カリブー|トナカイのモデルになった動物


サンタクロースのトナカイのモデルとも言われている、カリブー。
北方の森林やツンドラ地帯に生息し、冬のカナダらしい光景を演出します。
豆知識「トナカイ」はアイヌ語の「tunaxkay(トゥナッカイ)」を語源とする和製英語。北米では「カリブー」、ヨーロッパでは「レインディア」と呼ばれ、動物の個体はすべて同じみたいです。
6位:カナダグース|カナダ発アパレルブランド名にも使われてる


公園や湖、道路などカナダのいたるところで見る渡り鳥、カナダグース。
親鳥が子どもを連れて、道路を渡っている光景は、カナダでよく見るほっこりする瞬間
でも!!かわいいからといって触っちゃダメですよ!!
カナダグースはカナダの自然と文化を象徴する鳥として大切にされており、「見守るだけで触れてはいけない」と法律で規制されています。
豆知識カナダグースの名前で知られているカナダ発のアパレルブランド「Canada Goose」は動物愛護団体からの批判を受け、現在毛皮の使用を原則禁止としています。
カナダグースのファー・ダウン・ウールの調達・使用基準には、意図的な虐待や不当な危害を受けていない動物から素材を調達するという当社のコミットメントが反映されています。
7位:カナダヤマアラシ|意外とかわいい人気者


北アメリカに生息する顔立ちがとてもかわいらしい動物、カナダヤマアラシ。
一般的なトゲトゲのヤマアラシと比べると、カナダヤマアラシはフワフワな毛が多いように見えます。
でも実は背中から尻尾にかけて3万本のトゲが生えているんだとか…!



危険を察知した時に背中を向けるとトゲトゲが出てくるんだって!
野生で見れる機会は少ないですが、動物園に行けば高確率で出会えます。
8位:オコジョ|冬は真っ白な毛になる小動物


小型の肉食動物でカナダ北部の森林地帯に生息する、オコジョ。
オコジョは季節ごとに毛の色が変わります。
夏の期間はブラウン、冬になると真っ白な毛になるんですよ…!
9位:オオヤマネコ(リンクス)|森に潜む野生のネコ


耳先に毛の房があるネコ科の動物、オオヤマネコ(別名:カナダリンクス)。
一般的にネコは寒さに弱いですが、このオオヤマネコは全くの別物!
なんと−30度まで気温が下がる極寒地域に生息しているネコなんです。
カナダに住んでいて野生で見れることはそうないですが、大きめの動物園に行くと高確率で見ることができます。
10位:カナダオオカミ|北米の自然を象徴する捕食者


カナダの広大な森林に生息し、群れで狩りをする姿がかっこいい、カナダオオカミ。
野生での遭遇はほぼありませんが、動物園で見ることができます。
カナダの街中で見れる野生動物たち【1年住んでれば高確率】


カナダは都市部でも野生動物が多く、少し郊外に行くだけで自然との距離が近いのが特徴です。1年ほど住んでいれば、以下の動物に出会う確率はかなり高めです。
🦝 アライグマ


トロント市内でもよく見かけるアライグマ。
見た目はかわいいですが、カナダではゴミ箱を漁るので嫌われ者なんです。



家にもよくゴミを漁りに来るので、困ってるのよ〜
見たい方は夜にゴミ捨て場付近にいると、高確率で遭遇しますよ!
ただ、アライグマは狂犬病のリスクがあるので近づかないようにしましょうね!
🦨 スカンク


白と黒の模様が特徴で、防御のために強烈な匂いを出すことで有名。
郊外や公園の茂みに多く、車道を横切る姿もよく見ます。
でも見つけたら絶対に近くに寄らないようにしましょう!!



スプレーを掛けられたら1週間くらい匂い取れないからホント要注意!
🐿 リス


尻尾がフワフワで、シマリスより2周りくらい大きいグレーリス・クロリス。
木が近くにあれば、都市部の公園や庭で普通に見ることができます。
木の上や芝生を元気に走り回る姿はカナダの日常風景です。
🐇 ウサギ


住宅街の芝生や公園にいる野生のウサギ。
春から夏にかけて子ウサギが多くなり、とってもかわいいんです!!
昼間でもぴょんぴょん茂みの中にいるので、見たい方は公園で探してみるといいかも‥!
🦌 シカ


トロント郊外やバンクーバー近郊など、ちょっと森っぽい所があればシカが入る確率大!
急に出てくるので、車を運転している際は気をつけてくださいね!



私が住んでいるロンドン市でもよく見るよ…!かわいいけど道路に急に飛び出してくるのは困る(笑)
🦢 カナダグース


比較的どこにでもいるカナダグース。
湖や公園に群れで生息し、春と秋には大移動の群れが空を飛ぶ姿が見られます。
繁殖期はヒナを連れた親鳥に遭遇することも‥!
カナダで野生動物との遭遇は危険?知っておきたい注意点


カナダは自然が豊かで、公園や郊外だけでなく都市部でも野生動物と遭遇する機会があります。
ただし、見た目がかわいくても、野生動物は予測できない行動を取るため、距離を取って安全に観察することが大切です。
- 野生動物には絶対に近づかない
- 餌付けは絶対にしない(罰金の対象になる場合があります)
- 国立公園では必ずガイドラインやレンジャーの指示に従う
- キャンプ場では食べ物を外に放置しない(熊が来ることがある)
- 野生動物に背を向けて走って逃げない(特にクマの場合は逆効果)
カナダの自然を楽しむためには、「見るだけ、触れない、近づかない」が鉄則です。



安全対策をしながら、野生動物との出会いを楽しんでくださいね!
カナダにしかいない動物は動物園で楽しもう!


カナダで出会える動物‥と言っても野生動物に出会うのはなかなか難しいものです。
カナダにしかいない動物を見たい…!という方は、カナダの動物園を訪れてみましょう!
- トロント動物園(Toronto Zoo)
カナダ最大規模の動物園
カナダ固有の動物(ビーバー、ムース、リンクスなど)約450種、5,000頭以上の動物が飼育。
冬は屋内施設も多い - カルガリー動物園(Calgary Zoo)
カナダ固有の動物やホッキョクグマなど北方系の動物が飼育
恐竜の化石が多く発見されたアルバータ州にあることから、恐竜に関する展示も人気
広い敷地内に遊歩道や子ども向けエリアあり - グランビー動物園(Zoo de Granby)
ケベック州最大の動物園
カナダの野生動物からアフリカ・アジアの動物まで幅広く飼育
動物展示だけでなくウォーターパークや遊園地も併設
トロント動物園の情報はコチラからどうぞ!


カナダの野生動物ウォッチングツアーに参加しよう!


旅行で動物と出会うなら、現地のツアーに参加するのもおすすめです。
地域 | 主な動物 | ツアー会社 | 特徴 |
---|---|---|---|
マニトバ州(チャーチル) | ホッキョクグマ、ベルーガ | Churchill Wild、Frontiers North、Gold Star | 北極動物の定番観察地 |
ニューファンドランド州 | ホエール、パフィン、氷山、ムース | Sea Watch, Linkum, O’Brien’s | 海鳥・氷河景観も魅力 |
アルゴンキン州・オンタリオ州 | ムース、ビーバー、オオヤマネコ | Adventure Life, Voyageur Quest | カヌー/陸上サファリ両方あり |
BC西海岸 | グリズリーベア、シャチ、ホエール、ラッコ | Knight Inlet Lodge, Quest Nature Tours | 陸と海の野生体験可 |
北極圏エクスペディション | ホッキョクグマ、ナルワール、北極生物 | Polar Travel Company, Canada by Design | 本格派の長期冒険 |
ガイド付きのツアーなら、安全に野生動物との距離感を守りながら楽しめます。
カナダの有名な動物ランキングまとめ
この記事では、カナダの有名な動物ランキングTOP10をご紹介しました。
カナダには、ビーバーやムース、グリズリーなど、日本では見られない野生動物が数多くいます。
カナダの街中を散策してみるのはもちろん、
なかなか出会うのが難しい野生動物は動物園や野生動物のウィッチングツアーに参加してみるなどしてカナダにしかいない動物を楽しんでみてくださいね!
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