【衝撃】カナダのバレンタイン事情!日本と違う7つの習慣


・カナダのバレンタインは日本と同じ?
・どんなものをプレゼントすればいいかな?
・どういう風に過ごすのがカナダでは普通なの?
今回はこんな疑問にお答えします。
カナダでは、年が明けるとお店はクリスマスモードから一気にバレンタインモード!
日付は2月14日とValentine’s Day(バレンタインデー)は日本と同じですが、カナダのバレンタインは、日本とだいぶ風習が異なります。

バレンタインは世界共通だと思ってたからカナダに来て違いを知ってビックリ!
今回は日本と違うカナダのバレンタイン事情を7つご紹介します(*’▽’)
カナダのバレンタイン事情7つ

カナダのバレンタイン習慣は7つ!
- 男性から女性へプレゼント
- バレンタインの贈り物は花束
- バレンタインの夜はディナーを楽しむ
- カナダにはホワイトデーはない
- 義理チョコは存在しない
- 小学校ではキャンディーグラムをする
- 小高校生/大学生はバレンタインパーティーで楽しむ

日本と違う習慣が7つもあるんだね!
男性から女性へプレゼント

カナダのバレンタインでは、男性から女性へプレゼントをするのが一般的です。
日本とは逆!なんですね。
バレンタイン2週間前からショッピングモールなんかを見てみると、男性がジュエリー店などでショッピングしてる光景をよく目にします( *´艸`)

バレンタインデーが近づくと女性たちはワクワクだよ!
ちなみにカナダでは、好きな人に『告白する』という文化がありません。
何回かデートを重ね、そのままカップルになってるという感じなんです(アメリカと似ています)。
なのでカナダではバレンタインデーだからといって『告白する』こともないのです。
バレンタインの贈り物は花束

カナダのバレンタインの定番の贈り物は、花束!!
それも真っ赤なバラの花束なんです!!
日本人からするとバラの花束なんて漫画っぽく、キザな感じですが、海外では記念日や特別な日に大きな花束を贈る習慣が普通にあります。

バレンタイン当日の街中や電車の中は花束を持ってる男性でいっぱいだよ!
花束のほかにはこのようなプレゼントも!
- テディーベア
- ジュエリー・アクセサリー
- チョコレート・キャンディー
- ランジェリー

ちなみにうちの旦那も毎年バラの花束をプレゼントしてくれます。
カナダ人ってロマンチックよね。
バレンタインの夜はディナーを楽しむ

カナダのバレンタインは、日本と同じく祝日ではありません。
大体が仕事終わりに外で会い、そのままオシャレなレストランでディナーというのが一般的です。
でも注意!
バレンタイン当日の夜は、予約なしでおしゃれなレストランに行ってもほぼ入れません。
何ヵ月も前から予約している人もいるので、ディナー予定の人は早めに予約するといいかもです(*’▽’)

バレンタインデーにプロポーズする人も多いらしいよ!
トロントでは、CNタワー内のレストランやYorkVille辺りの少し高めなレストランが人気!
カナダにはホワイトデーはない

カナダにホワイトデーは存在しません。
日本では、バレンタインデーのチョコのお返しにクッキーを渡すことが習慣になっていますが、カナダにはそもそもバレンタインデーのお返しをするという概念がないのです。
男性からしたら寂しい気持ちもしますが…しょうがない(^^)/

と言いながらも、私は一応日本人だし旦那にちょっとしたお返しをあげてます(#^.^#)
義理チョコは存在しない

カナダのバレンタインには義理チョコも存在しません。
好きでもない男性に…
職場の男性に女性陣からチョコ…
なんてことはありません(^^)/
ですが最近は、日ごろの感謝という形で男女関係なく職場の親しい人や友人間でチョコレートやキャンディーを送り合うことがあるようです!
でもこれは義理チョコとしてではなく、感謝の意味を込めたものになります。
(友チョコに近いですね)
小学校ではキャンディーグラムをする

カナダでは大人のロマンチックなバレンタインデーだけではありません!
小学校では、バレンタインデーは小さな学校行事になっていて『キャンディーグラム』というイベントを行います。
キャンディーグラム(Candy Gram)とは…
お菓子のキャンディー
+
グラム:書かれた物
キャンディーなどと一緒にメッセージカードを贈り合うイベントです。
具体的にどんなイベントかというと…
- 先生がキャンディーを販売
- 子どもたちが先生からキャンディーを買う
- そのキャンディーを誰に送りたいか伝える
- バレンタインデー当日、先生が相手の子に届ける
自分から送った!っていうのを知られたくない人は送り主の名前を隠してもOK!
もらえない子にも配慮して、最近では全員に一つずつ配り、誰か送ってくれた子がいたら追加でもらえるというようにしているようですが、楽しそうなイベントですよね( *´艸`)
地域や学校によってやり方は異なりますが、大体こんな感じ。

義理の甥も毎年楽しみにしてるんだって!
高校生/大学生はバレンタインパーティーで楽しむ

高校や大学生になってくると、バレンタインパーティーに参加したり、クラブに行ったりして楽しむ人が多いようです。
もちろん恋人がいる人はプレゼント&おしゃれなディナーで過ごす人もいますよ^^
カナダ人がバレンタインデーに使う金額は?
カナダ人はバレンタインのプレゼントに一体いくら使うのでしょうか?
Marketingmag.caなどからまとめた結果がこちら▼
- 夫から妻へ(既婚カップル):134ドル
- 彼氏から彼女へ(未婚カップル):148ドル
- カナダ人全体:164ドル
大体150ドル前後のプレゼントを用意しているらしいです(; ・`д・´)
というのもジュエリーを渡す人が多く、平均が上がっているのだとか!
ちなみに、カナダでは州によってメジャーなバレンタインプレゼントが違うという面白いデータも▼
- ブリティッシュコロンビア州:チョココーティングのイチゴ
- アルバータ州:イヤリング
- マニトバ州:レター
- オンタリオ州:ジュエリー
- ケベック州:花束

同じカナダでも州によってこんなに違うんだね!
カナダのバレンタインによる経済効果は、毎年約37億円にも及ぶそうです(‘Д’)
企業にとっても、女性にとってもうれしいこのバレンタインデー、どうかずっと永遠に続いてほしいものですね( *´艸`)
バレンタインの歴史
せっかくなのでバレンタインの歴史についても調べてみました!
バレンタインはチョコレート会社の企業戦略だ!と思っている人が多いと思いますが、なんとローマ帝国時代までさかのぼる歴史があったんです(‘Д’)
バレンタインの由来は司祭の名前

なんで『バレンタインデー』と呼ばれるようになったの?
バレンタインという名前の由来は、キリスト教のバレンタイン司祭の名前が由来になっています。
バレンタインデーに何が起こったの?
3世紀ごろのローマでは、強兵策の1つとして兵士の結婚が禁じられていました。
これに反対していたバレンタイン司祭は、内緒で兵士たちの結婚をさせていたのですが、それが皇帝の耳に入り、2月14日に処刑されてしまいました。
その後、バレンタイン司祭は聖人とされ『聖バレンタイン』として恋人の守護神としてまつるようになったことが『バレンタインデー』の始まりです。

こんな歴史があるなんて知らなかったよ!
バレンタインデー=チョコレートは企業が作った
アメリカやカナダのバレンタインデーは、このバレンタイン司祭の由来のイベントとして現在でも少し形を変えて残っていますが、日本のバレンタインデー少し違うようです。
日本のバレンタインデーは1958年ごろに流行りだし、現在の”女性から男性へチョコレートを贈る”というのは製菓会社メリーチョコレートカムパニーが生み出したといわれています。

だから日本ではバレンタインデー=チョコレートなんだね!
カナダのバレンタインでもチョコレートもオプションの一つになっていますが、日本のように深く根付いていません。
「チョコレート」という習慣が強いのはどうやら日本だけのようです…(‘Д’)
まとめ:カナダのバレンタインデーは大切な人と過ごそう!
今回は日本と違うカナダのバレンタイン事情を7つご紹介しました。
- 男性から女性へプレゼント
- バレンタインの贈り物は花束
- バレンタインの夜はディナーを楽しむ
- カナダにはホワイトデーはない
- 義理チョコは存在しない
- 小学校ではキャンディーグラムをする
- 高校生/大学生はバレンタインパーティーで楽しむ
カナダでは大人だけでなく子どもたちも楽しみにしているこのイベント。
日本とは違ったカナダのバレンタインデーを過ごしてみてくださいね^^

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